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シリーズ鎌倉の写真2

写真集『鎌倉Ⅱ』からピックアップの第2弾です。写真集というのはだいたい100点ちょっとの写真で構成されることが多いのですが、私の場合は200点以上の写真を自分で一次セレクトし、信頼しているアートディレクターに2次セレクトは任せます。ここから先は極々たまにセレクトや処理の仕方で意見が相違して、喧嘩ごしになることがある程度です。つまり、最終的には客観的な目も大切にしたいと思っています。そんな訳で写真集用にセレクトしながら採用にならなかった写真シリーズも面白いと思っているくらいです。

09円覚寺山門1009

こればかりは好みというより仕方がないのですが、昨日の最終カットに続いて真っ正面からのシンメトリーカットです。場所は円覚寺山門。この門が夏目漱石の小説『門』のタイトルになったというのは有名な話です。そんな訳で書籍などで山門の写真が使われる機会が多いので、様々な方向、様々な季節の写真を用意してはいますが、個人的にはこのシンプルさが好きです。

10安国論寺

安国論寺本堂の床緑です。私もこの機会に知ったのですが、木の床というのは冷たい水を縛ってマメに拭かないと、こんなに映り込みしないのだそうです。お湯ではだめなので、冬の床掃除は結構辛いのだそうですが、寺で働いている人への励みになるといって、当時のご住職がとても喜んでくださいました。

11長谷寺アジサイ0937

鎌倉の花といえばまずアジサイ。明月院が元祖ですが、最近は長谷寺と双璧という感じになってきました。明月院のヒメアジサイに統一された清楚さも魅力ですが、長谷寺のようにこの豪華絢爛さも別の魅力があります。ただ、人気が物凄いので、無人で撮影するのが至難の技。季節になると、毎日開門と同時に走って入山する人が何人もいます。

12建長寺唐門前ハス

鎌倉でハスといえば鶴岡八幡宮と光明寺が双璧ですが、撮影向きには建長寺も魅力です。鉢植えなので近づいてさまざまなアングルを取りやすいことと、鉢ごとに種類が違うため、開花期が結構長く続きます。その裏返しで群生感はないので、こんなカットにしかなりません。ただ、個人的には造形的なカットが好みなので、撮りやすい場所です。

13-3A6P4418.jpg

奈良や京都と違って鎌倉には五重塔がありません。鎌倉をほんの少し外れた藤沢の龍口寺が周辺では唯一ですから、四季折々に撮影機会は増えます。青空に抜けるようにそそり立つ塔に百日紅がとても鮮やかに映えていました。
昨日の回がうまくアップできなかった理由の一つに、データが重過ぎたからではという可能性も考えられるので、一回の写真数を今回から少し減らしてみました。もともとは今日で終わる予定だったのですが、そんな訳で写真集シリーズをもう1日続けて区切りといたしいます。

テーマ :
ジャンル : 学問・文化・芸術

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haradahiroshi

Author:haradahiroshi
古都写真家・原田寛
鎌倉好き・和文化好きな方々と共に集うサークル「倶楽部 和」を主宰しています。

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