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伊豆旅行

私事になりますが22・23日と、上野の誕生日祝いを兼ねて、伊豆半島に鎌倉幕府ゆかりの地をたずねる旅行にでかけてきました。

甘酒茶屋190522_002

まずは行きがけの駄賃で30年ぶりに箱根・畑宿の甘酒茶屋に寄り道。随分久しぶりに撮影しましたが、昔と変わらぬ鄙びた雰囲気でした。

蛭小島190522_006

蛭小島190522_008

そして、函南(かんなみ)仏の里美術館で仏像を拝観した後、やはり久しぶりに訪れる蛭ケ小島へ。頼朝が伊豆に流されていた記念の場所です。以前は石碑の脇にサクラがあって、いつかサクラの季節に再訪しなくてはと思った記憶があるのですが、肝心の木は移植されていて、付近一帯が公園のように整備されていました。また、以前はなかった若き日の頼朝と政子の銅像が建てられていました。この一帯は韮山町が合併して伊豆の国市になっていますし、最近の地方創生の流れかもしれませんが、いずれにせよ観光振興を意識しているようです。

政子井戸190522_004

北条氏邸跡190522_004

次は普通、願成就院に向かうところですが、この日はあいにくの非公開日。楽しみは翌日にとっておくことにして、とりあえず寺のすぐ背後にある北条政子産湯の井へ。以前はひっそりとした路地にあった記憶がありますが、今は新興住宅地の真ん中という感じ。
そして、すぐ近くの北条氏邸跡へ。ここは以前はまだ整備されていなかった場所で、近年発掘調査が行われたようです。すぐ目の前に狩野川が流れていて、当時の交通の便がしのばれました。その後、時間があまりにも早いので、三島大社へ。始めて訪れましたが、かなり大きなシダレザクラが何本もあって、満開の季節にはさぞや美しいだろうと思いました。
今回は誕生日祝いなので、ちょっと早目にここから宿へ。いつもの木賃宿とは違うので、食事前に露天風呂のはしごをして、珍しく結構立派な夕食も堪能しました。


願成就院190523_004

願成就院190523_007

翌日の朝一番はいよいよ今回の一番の目的地、願成就院へ。ここも以前訪れた時より数段整備されていました。鎌倉周辺としてはここだけという国宝の運慶仏が五体もあります。先日東京で行われた運慶展でも出展されたのは毘沙門天だけでしたから、やはり貴重な機会でした。それにしても、以前は本堂の裏にひっそり建っていた北条時政の墓が移動していたのにはびっくりでしたが、今の場所の方が正しいのかもしれません。

石橋山古戦場190523_001

石橋山古戦場190523_003

もう一つ、鎌倉ゆかりの場所で忘れられないのが石橋山古戦場跡。今はみかん畑の中に石碑が建っているだけですが、目の前には相模湾が見渡すことができ、頼朝が房総半島へ船で逃れた歴史も納得させられます。海の手前にはJRが走っていて、今はスーパー踊り子号が観光客を運んでいます。

伊豆山神社190523_009

伊豆山神社190523_008

伊豆山神社190523_002

いよいよこの旅も終盤が近づきましたが、頼朝も度々訪れている伊豆山神社へ。ここは今回が始めてでしたが、ほぼ熱海の真裏といった立地で、長い階段の奥に立派な彫刻の本殿がありました。ここからも手前に初島、奥に大島を配した相模湾が展望できました。

しとどの岩屋190523_002

そして最後に訪れたのが石橋山の戦いに破れた頼朝が一時隠れていたと伝えられるしとどの岩屋。車を降りてからかなり急な坂を随分降りなければいけないので、この往復ですっかり疲れてしまいましたが、場所自体は森閑としてとても魅力的でした。たまには鎌倉を出て、鎌倉幕府ゆかりの地を巡ってみるのも魅力的ですが、どちらかといえば記録撮影の羅列になってしまいました。
上手に巡れば1日コースも可能なので、いつか倶楽部和ツアーもおこないたいと思わせてくれるツアーでした。









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ジャンル : 学問・文化・芸術

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haradahiroshi

Author:haradahiroshi
古都写真家・原田寛
鎌倉好き・和文化好きな方々と共に集うサークル「倶楽部 和」を主宰しています。

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