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奈良ツアー

祇園祭以来の関西ツアーでススキとコスモスの撮影に行ってきました。ところが、下見の1日が曇りだったのを除き、全行程が雨という散々の天候。長年撮影をしていても、こんな長雨はまだアマチュアだった40年前の奈良以来のことでした。せっかくなので、ススキもコスモスも撮影しましたが、基本は雨ならではの撮影にスイッチしました。

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13時集合で参加メンバーと合流後、まずは奈良駅からほど近い平城宮趾へ。ススキとセイタカアワダチソウの背景に朱雀門を配置して。背景の山並みにかかる雲がこの日の天候を表しています。そして法隆寺近くの藤ノ木古墳へ移動。ここは新しくみつけたコスモス名所で、背後の山並みのおかげでギリギリ曇り日の空を避けることができました。そして、この日の一番は日没間近の安倍文殊院。灯篭の丸ボケが効果的で小雨が降っていてもまったく気にならないカットになりました。

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2日目の朝食前、恒例の早朝撮影は奈良の朝靄の名所・安田に出かけましたが、残念ながら期待したような朝靄はでませんでした。それでも雨日独特の靄感をいかした田園風景を撮影できました。クネクネと曲がった農道が気に入っています。

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朝食後はまず雨を生かした撮影ということで、壺阪寺の五百羅漢の撮影に向かいました。石の五百羅漢が雨に濡れている風景は計算のうちでしたが、行ってみると予想外に靄がただよっていて、絶好の条件で撮影できました。この五百羅漢は何度か撮影していますが、今回が一番雰囲気が良かったように思います。そして曽爾高原への道すがら、まずは稲淵へ。石舞台古墳近くの高台がら棚田を俯瞰撮影しました。雨日ならではの空気感をいかすことができました。続いて長谷寺。ここは下見の時にドウダンツツジの紅葉があることを確認済み。マニアックなカットですが、ついで写真としては上出来でした。そして、この日の本命・曽爾高原へ。ススキは夕日逆光がベストと思いますが、雨中の夜景もなかなか雰囲気があり、得難いカットに感激でした。

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3日目の早朝撮影は藤原宮趾のコスモス。そして宿周辺で雨に濡れた謎の石造物・亀石などを撮影して奈良駅方面に移動。運慶最初期の作として有名な大日如来を安置(現在は東博の運慶展に出張中ですが)する円成寺へ。紅葉撮影で何回訪れても思うようでなかった紅葉が、この時期雨に濡れてとても美しく感じられました。都市部から離れた立地だけに、紅葉の時期が他とはズレているようでした。そして、ツアーの最後は定番の般若寺。コスモスは雨に濡れて寂しげですが、石仏は逆にいつもより美しく感じられました。以上で奈良ススキ・コスモスツアーは終了。天候には恵まれませんでしたが、雨対策した被写体選びで、どうにか手応えを感じられるツアーにすることができました。雨中の撮影は大変でしたが、参加者のみなさんお疲れ様でした。

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私は翌日が時代祭のため、この日は京都に宿をとっていましたが、当然ながら早々と天候不順で中止が決定されていました。やむをえず、翌日はお気に入りのパン屋さんで朝食を買うなど、のんびりモードで洛西の善峰寺へ。この時期、京都にはあまり花がないようですが、ここにはかろうじてシュウメイギクの群落があります。晴れ日に再訪が必要でしょうが、雨の撮影もなかなか狙っても出会えないもの。かなり変化のあるカットが撮影できたのでこれで終了。台風で運休が心配なので予定を変更して、早めの帰鎌としました。










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haradahiroshi

Author:haradahiroshi
古都写真家・原田寛
鎌倉好き・和文化好きな方々と共に集うサークル「倶楽部 和」を主宰しています。

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