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奈良・京都撮影ツアー

しばらくご無沙汰してしまい、10月のススキツアーの報告もしていませんでした。奈良のススキといえば葛城高原と曽爾高原が二大名所です。曽爾高原は以前にも撮影していて、生徒同行のツアーでなければ行かなくても良いという気分でしたが、いざ行ってみると新しいアングルの発見もありました。

曽爾高原ススキ14_0033

現場ではないのでわかりづらいと思いますが、この写真は柵越しにかなり無理な姿勢で撮影しています。そのため、前回は気がつかなかったのですが、やはり夕空を背景にした効果はあるように思います。
葛城高原は、前回ロープウェイの待ち時間などで、日没に間に合わなかったので、今回はかなり早めに山頂に向かいました。おかげで夕景、翌日の朝景ともに、これでもかというほどカット数を稼ぎました。

葛城高原ススキ14_0034

夕陽逆光に光るススキの穂という典型的なカットです。昼間の写真から、この後赤玉になった太陽を背景にした写真、翌朝の朝日を背景にした写真まで、これでもかというほど撮影できました。やはり、たっぷり時間をかけて撮影すると、次々に新しいアングルが見えてくるもので、大満足の撮影になりました。
このツアーでは、いままで何回も通っていて天候に恵まれなかった安田という場所の朝景も、おあつらえむきの朝霧がでてくれました。その写真は今年の年賀状に使いますのでお楽しみに。

さて、そして今回の京都ツアーです。今回はススキツアーの時に発見したカットを撮影するため、いつもより一泊多くして、奈良も撮影してきました。長年、法隆寺の五重塔を境外から夕陽にシルエットで撮影したかったのですが、撮影場所を発見できないでいました。それが、前回やっと発見できたのです。

法隆寺残照14_0003

法隆寺の周辺を随分ロケハンしましたが、みつからなかったのに、前回偶然に到達した場所です。せっかく一泊したので、翌朝はこれもいままで撮影したことのない朝景に挑戦しました。

唐古・鍵遺跡暁天14_0008

奈良中部にある唐古・鍵遺跡という縄文時代の集落跡です。特長的な櫓をシルエットにした朝焼けの写真を一回で撮影することができました。あとは雲の状態が良い時に再撮することになります。
そして、京都に移動して下見の開始。翌日は雨になりましたが、人の少ない早朝のうちに銀閣寺近くの安楽寺の雨に濡れた参道を撮影しました。

安楽寺紅葉14_0004

午後になってやや小降りになった頃、比叡山の近く、八瀬という場所でうっすら靄った山麓の紅葉を撮影。

八瀬の紅葉14_0007

翌朝も雨。まだ暗いうちに「敷紅葉」の名所、毘沙門堂へ。定番の人のいない参道をふんだんに撮影した後、境内へ。三門からの見下ろしカットですが、今年は全体に紅葉がとても美しかったように思いました。

毘沙門堂紅葉14_0044

ツアーメンバーと合流後は、下見した場所を順番に回りましたが、下見の時とは時間や天候が違っていて、また新しい発見があります。

下鴨神社紅葉14_0005

このカットも下見では時間の制約もあって見落としていましたが、下鴨神社の象徴ともいえる赤橋の上におあつらえ向きのイチョウ黄葉が落ちていました。

光明寺紅葉14_0014

京都有数の紅葉の名所、光明寺の参道です。この寺は三脚禁止なので、大型カメラの時代には撮影ができませんでした。こんな写真がとれるのもデジタルカメラの効用のひとつです。参道に人がいない状態を撮影するため、開門の一時間前から拝観受付に並んで、開門と同時にダッシュで撮影した一枚です。

正法寺紅葉14_0003

大原野神社参道のぼんぼりに明かりが灯る風景を撮影に向かいましたが、境内の池に映る紅葉を同行メンバーの一人が発見して、皆で撮影。以前からスイレンの葉の中に紅葉が映りこんでいる写真はイメージしていたので、とてもラッキーな一枚になりました。
撮影場所が多すぎて、とても全部は紹介しきれませんが、ツアーの締めくくりは西本願寺のイチョウでした。ちょうど傾いた太陽の黄色い光に浮かび上がって、これもいままでとはひと味違う写真になりました。

西本願寺イチョウ黄葉14_0005

奈良は地域が広大で、その割に公共交通機関の便があまりよくないので、車両移動が鉄則です。一方、京都は中心部に関しては電車やバスの移動も可能です。ところが、周辺部に向かおうとすると急に足の便が悪くなります。逆に中心部は車が混んでいて、すぐ渋滞に巻き込まれてしまいます。そんな訳で、京都では車両移動でなければ到達できないような場所を中心にツアーで巡っています。機会がありましたら、みなさんもぜひ参加してみてください。














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haradahiroshi

Author:haradahiroshi
古都写真家・原田寛
鎌倉好き・和文化好きな方々と共に集うサークル「倶楽部 和」を主宰しています。

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