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新年パート2

新春とはいえ、仕事始めも終わり正月気分も落ち着く頃になりました。毎年のことで新春行事の撮影が立て続けでしたが、今日でまずは一段落。あとは15日の左義長くらいでしょうか。今年の新春撮影は、できるだけ撮影許可など申請せずに、みなさんと同じ条件で撮影することを心がけました。そうすることで、今までとは違う新しいアプローチを発見したいと思ってのことでした。最初の写真は建長寺の改旦諷経です。このシーンだけは一般の人が入れない場所のカットです。西来庵の中にある大徹堂という坐禅道場に新年のお参りをしているところです。この建物はとても古くて対震構造にも問題があるのだそうで、改築のためこれが最後の正月風景になります。お堂の入り口に飾ってある正月飾りは、年末に雲水が手作りしたものです。

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2日の船祝いは空が曇っていたためにパスしましたが、後で聞いてみると一瞬だけ晴れ間が出て撮影が可能だったようです。残念! 4日は腰越漁港の船祝い。毎年この行事には教室の会員さんもたくさん集まるので、新年の挨拶会のような部分もあります。この日は晴れていたのですが残念ながら富士山が見えなかったため、低い位置から青空に向かっての撮影に終始しました。でも、それなりに気持ちの良い青空でした。

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同じ日の午後には鶴岡八幡宮で手斧始式があります。この神事は頼朝の時代に社殿が焼失してしまい、再建工事の御柱引が起源だということで、今年はその柱を運ぶ部分に注目して撮影しました。また、2枚目の写真は一般ゾーンから撮影したおかげで、神職を前景にしたカットになりました。

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5日は鶴岡八幡宮の除魔神事がありますが、建長寺でも同じ時間に半僧坊の満願祈祷があります。鶴岡八幡宮は昨年も撮影しているので、今年は建長寺に伺いましたが、何故かこの法要はあまり撮影目的の人が集まってきません。このシーンは大般若経転読会の最後に、管長さんが参列者の間を巡って転読しているところです。

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昨日は鶴岡八幡宮で成人祭。式の途中で祭主を務める宮司が金色の幣帛を振る金幣神事というシーンがあるのですが、昇殿祈祷などのときよりも遥かに長い時間かけてとても丁寧に振っていたのが印象的でした。昨年はいろいろなことが起った年だっただけに、宮司も新成人の将来に特別な思いをもたれたのではないかと思います。

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そして今日は本覚寺の本えびすがありました。毎年思うのですが、何故か皆さんは福娘の餅つきばかりを撮影しています。でも本えびすの本旨は夷堂での法要です。今年気がついたのですが、写真のようにお坊さんが経巻で参列者の体をさすって無病息災を祈るという珍しいシーンが撮影できました。餅つきは群衆を背景にしたカットを初めて撮影しました。

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締めくくりの鶴岡八幡宮の左義長は15日の朝7時からという神事のため、朝寝坊して撮影できない年もあります。さて、今年はどうなるでしょうか。

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haradahiroshi

Author:haradahiroshi
古都写真家・原田寛
鎌倉好き・和文化好きな方々と共に集うサークル「倶楽部 和」を主宰しています。

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